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ネットワーク構成とディスク構成を決定する

このセクションのポイント
@ネットワーク構成は、IPアドレス、ネットマスク、DNSサーバ、デフォルトゲートウェイからなる。
ALinuxのインストールに先立ち、既存のオペレーティングシステムを削除できるか確認する。






★ネットワーク構成
ネットワーク構成については、@IPアドレスAネットマスクBDNSサーバCデフォルトゲートウェイの4項目を確認します。
今回の説明では、イントラネットでも運用するLinuxサーバの構築を行なうためIPアドレスはプライベートアドレスを使用します。

構成要素 構成内容
@IPアドレス サーバが属するネットワークを「192.168.0.0/24」と設定し、サーバ自身の
IPアドレスには、「192.168.1.12」を割り当てます。
Aネットマスク 255.255.255.0(クラスCのネットワーク)に属します。
BDNSサーバ インストールするLinuxのIPアドレスと同じ「192.168.0.12」にします。
Cデフォルトゲートウェイ 「192.168.0.1」にします。












(注意)この@からCまでの設定は、皆さんのネットワーク環境に応じて設定をやり変えてください。

★ディスク構成
ディスク構成については、コンピュータのハードディスク上にWindowsなど他のオペレーティングシステムがすでにインストールされているのかどうか、もしインストールされているとすれば、そのオペレーティングシステムを削除していいのかどうかを、事前に確認しておきます。

Linuxを利用するときは、データを収める領域と「swap」領域の2つが最低でも必要になります。ただし、データを収める領域も、用途に合わせて領域を分割して利用するのが一般的です。
しかしパーティションを分割するためには、どこにどれだけのデータが収められる予定なのかを推測する必要がありますし、うまく見積もらないと、あるパーティションはいっぱいなのに、あるパーティションには大きな空き領域が残ったままといる状況に陥ってしまいます。実際に、どういうサーバを構築するかによって、どれくらいの大きさのパーティションを用意すればよいのかは違ってきますし、初めてLinuxを扱う場合、データ量の推測は難しいと思います。
そのために今回は初心者のため、ハードディスク容量を無駄なく利用できるようにデータ領域を多数のパーティションに分割せず、データ量が見積もりやすい「/boot」領域だけを別パーティションとし、残りはすべて「/(ルート)」領域に収めることとします。
具体的には、「/boot」領域⇒100MB、「swap」領域⇒512MB、「/(ルート)」領域⇒残り全てのディスク領域をとることが基本になります。
(警告)私は、ハードディスク上の既存のデータは全て消去しまいした。Windowsや他のオペレーティングシステムがインストールされている場合、必要なデータは全てバックアップを取りましょう。

★swap領域
Linuxのインストール時に、パーティション分割で必要になるのが「swap」領域です。
「swap」領域とは、物理的なメモリが足りなくなってしまったという場合に、一時的にメモリの内容を退避させるために利用される領域です。
「swap」領域のサイズは、物理メモリの倍のサイズを確保することが推薦されています。
例えば物理メモリが64MBならば、「swap」領域のサイズは128MBとすべきです。
私は、物理メモリが256MBであると想定して、512MBの[swap」領域を確保しています。

パーティションを分割する場合に推奨される最低限の容量は、以下の表のようになります。

領域 最低容量(推奨) 用途
/ 250 システム領域。起動に必要なデータが含まれるようにするため、
/etc,/bin./sbin,/lib,/devは必ずこの領域に含まれるようにする。
/boot 75 起動の初期段階で必要になるカーネルやブートローダが置かれる。
BIOSによっては、ハードディスクの先頭から8.4GBを超えるパーティションを
扱えないものもあるため、できるだけ前の方に配置すべき。
/usr 250 システム起動時に不要な様々なファイルを格納する。推奨される最低容量は
250MBだが、追加ソフトウェアをインストールする場合などは、できるだけ多く
(せめて1GB)確保した方がよい。
/tmp 50 一時保存されるファイルが置かれる。
/var 384 動的なデータを格納する場所。各種ログファイルや、メールの一時保管場所、
WWWサーバのコンテンツなどが置かれる。
/home 100 ユーザのホームディレクトリ。各ユーザにここのデータ領域を割り与えるような
ファイルサーバとして利用する場合、大きな容量が必要になる。
swap 物理メモリサイズの2倍 仮想メモリを実現する領域。






















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