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Webmailクライアント環境を構築する「SquirrelMail」
| このセクションのポイント |
| @ブラウザからのメールの送受信を可能にした環境をWebMailクライアント環境という。 AWebMailクライアント環境を構築するシステムにはPHP対応のWWWサーバ、IMAPサーバに加え、 SquirrelMailパッケージをインストールする。 |
★WebMailクライアントとは
「WebMailクライアント」とは、YAHOOやHotmailのようにブラウザ上からメールの送受信をできるようにしたシステムのことを指します。通常電子メールを利用する際には、Outlook Expressなどのメールソフトに、
SMTPサーバやPOPサーバの設定をして利用する必要があります。ですがWebMailクライアント環境を構築すれば、ブラウザが利用できる環境であれば特別な設定をしなくても、世界中のどこからでもメールの受送信が可能になります。
★SuirrelMail
SquirrelMailは、PHPで記述されたWebMailクライアント環境を実現するためのWebアプリケーションです。Fedora Coreに含まれているパッケージからは日本語にも対応するようになりました。ユーザーがブラウザから送ったリクエスト内容をSquirrelMailのPHPプログラムが受取り、必要に応じてSMTPサーバやIMAPサーバと通信することで、メールの受送信を可能にしています。
★SquirrelMailのインストール
SquirrelMailは、PHPで書かれたプログラムです。まずはSquirrelmailをインストールするサーバが、PHP対応WWWサーバ及びIMAPさーばとして構築されていることを確認してください。
| [root@linux ~]# yum install squirrelmail [enter] |
「Complete!」と表示されれば、インストール完了です。
★SquirrelMailの設定1−−−Apacheの設定ファイル
squirrelmail用の設定ファイルである”/etc/httpd/conf.d/squirrelmail.conf”は、Apache起動時に読み取られます。
このファイルには、”http://サーバのアドレス/webmail/”でアクセスすると、”/usr/share/squirrelmail”ディレクトリに存在するPHPファイルが参照されるように、以下の1行が記述されています。
| Alias /webmail /usr/share/squirrelmail |
この記述が有効になるように、Apacheのリロードを行ないます。
| root@linux ~]# /etc/rc.d/init.d/httpd reload
[enter] httpdを読み込み中: [ OK ] |
★SquirrelMailの設定2−−−squirelmailの設定ファイル
上記の操作だけでもWebMailクライアントとして利用することができますが、このままではブラウザの表示が英語になります。
ここではsquirrelmailを日本語環境で利用するための設定方法を紹介します。
squirrelmailの設定を変更する場合は、設定ファイル”/etc/squirrelmail/squirrelmail.conf”を直接編集するか、あるいは”/usr/share/squirrelmail/config.conf.pl”スクリプトを実行するかどちらかの方法をとります。ここでは後者の方法を紹介します。
以下のように”/usr/share/squirrelmail/config.conf.pl”を実行すると、設定メインメニューが表示されます。
| [root@linux =]# /usr/share/squirrelmail/config/conf.pl [enter] |
言語の環境の設定をする場合は【10.Language】を選択します。10を入力後、「Enter」キーを押してください。
| SquirrelMail Configuraion : Read: config.php
( 1.4.0) ---------------------------------------------------------- Main Menu -- 1. Organization Preferences 2. Server Settings 3. Folder Defaults 4. General Options 5. Themes 6. Address Books 7. Message of the Day (MOTD) 8. plugins 9. Database 10. Language D. Set pre-defined settings for specific IMAP servers C Turn color off S Save data Q Quit Command >> 10 [enter] |
【Language Pfdferences】メニューが表示されますので、【1.Default
Language】を選択します。
1を入力後、「Enter」キーを押してください。その後、日本語を表す”ja_JP”を入力し「Enter」をおせば、言語環境を日本語に設定できます。
| SquirrelMail Configuraion : Read: config.php
( 1.4.0) ---------------------------------------------------------- Language preferences 1. Default Language :en_US 2. default Charset :iso-8859-1 3. Enable lossy endoding :false R Return to Main Menu C Turn color off S Save data Q Quit Command >> 1 [enter] SqirrelMail attempts to set the language in many ways. If it can not figure it out in another way, it wioo defaut to this language, please use the code for the desired language. [en_us]: ja_JP [enter] |
設定を保存して終了します。”q”を入力し、「Enter」を押してください。データの保存の確認が表示されますので”y”キーを押せば、
背亭が保存されシェルプロンプトに戻ります。
| SquirrelMail Configuraion : Read: config.php
( 1.4.0) ---------------------------------------------------------- Language preferences 1. Default Language :ja-JP 2. default Charset :iso-8859-1 3. Enable lossy endoding :false R Return to Main Menu C Turn color off S Save data Q Quit Command >> q [enter] you have not saved your data Save? [Y/N]: Y Data saved in config.php |
| Exiting config.pl. you might want to test your configuration by browsing to htp://your-squirrelmail-location/src/configtest.php Happy SquirrelMailing! [root@linux ~]# |
★SquirrelMailへのアクセス
ここまでの設定が完了したら、ブラウザからアクセスしてみましょう。
アドレスバーに”http://192.168.0.12/webmail/”と入力します。するとログイン画面が表示されますので、一般ユーザのユーザアカウント、パスワードを入力してログインして下さい。
※もし、一般ユーザが存在しない場合は”useradd”コマンド・”passwd”コマンドによって、あらかじめ登録を済ませておいてください。
ログイン後は画面からメールを送受信することが可能になります。
| メニュー | 説明 |
| メッセージ作成 | メールを新規作成し、送信することができます。 |
| 受信箱 | 受信メールが保存され表にはサブフォルダが用意されています。 |
| オプション | WenMail環境をカスタマイズできます。例えば、個人情報を選択し、 メールアドレスを登録することによってメールの送信元情報を正しく 設定することができます。 |
| ヘルプ | SquirrelMailの利用方法についてのヘルプを参照することができます。 操作方法の詳細についてはこちらを参照してください。 |
| フォルダ名 | 説明 |
| Drafts | 草稿フォルダです。書きかけのメールを一時保管しておくために利用されます。 |
| Sent | 送信済みメールを保存するフォルダです。 |
| Trash | ゴミ箱フォルダです。他のフォルダのメールを削除した場合、いったんこのフォルダ にメールが移行されます。ゴミ箱フォルダのメールを削除すると、システムから完全 にデータが削除されます。 |
★SquirrelMailのSSL暗号化(必要があれば・・・・・)
Webメールのパッケージをインストールすると、ApacheでWebメールを閲覧できるように設定が付加されます。
しかし、このままでは暗号化されていない「HTTP」プロトコルでアクセスができてしまいます。メールは個人情報の集まりなことがおおいので、
インターネット上を通信する際に暗号化された「HTTPS」プロトコルのみを利用出来るように設定しておくこともできます。
Webメールで「HTTPS」プロトコルのみを利用するには「/etc/htpd/conf.d/squirrelmail.conf」ファイルを編集します。
| [root@linux ~]# vi /etc/htpd/conf.d/squirrelmail.conf [enter] |
以下の設定をファイルの末尾に追記します。
| <Directory "/usr/share/squirrelmail"> SSLEequireSSL </Directory> |
★Webメールにアクセスする
Webブラウザを起動して、「https://localhost/webmail/」と入力します。
すると、「Web Dite Certified」が表示されるので、「OK]ボタンをクリックします。
これで、SquirrelMailのSSL暗号化はかんりょうです。
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