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WebブラウザによるSambaの設定方法「SWAT]
| このセクションのポイント |
| @SWATを使うと、Webブラウザ経由でSambaの設定や制御を行うことができる。 ASWATで設定を行なうことによって”smb.conf”が編集される。 B設定はごく限られた範囲のクライアントにのみ許可し、不必要な場合には使用できないようにしておくことが推薦される。 |
★SWATとは
SWATはSamba Web Administration Toolの略で、Webブラウザによる設定を可能にするSambaプログラムです。
SWATを使うと非常に簡単に設定ができますが、あくまでも”smb.conf”の内容をSWATが編集しているだけです。
コマンドで設定した”smb.conf”を参考に設定してみてください。
★スーパーサーバ
サーバーサービスの実行形態には、「スタンドアロン」と「スーパーサーバ」の2種類があり、サーバの性質によって、どちらの実行形式をとるのかを決定する必要があります。
SSHやSamba,Apache,Postfix,Bindなどは全てスタンドアロンと呼ばれる形式です。
ここで設定を行なうSWATや以前Linuxで使われていたTRLNET等はスーパーサーバ経由で実行されます。
■スタンドアロン
多くのデーモンは、スタンドアロンで実行されます。その場合、各デーモンはクライアントからのリクエスト要求を常に監視するために常時起動している状態で、
それぞれのサービス用の特定ポートを監視し続けています。
■スーパーサーバ
多くのデーモンを起動すると、システム全体のパーフォーマンスが落ちます。それを回避する方法として、スーパーサーバというデーモンが存在します。
普通、各ネットワークサービスデーモンは停止していて、スーパーサーバが代わりに複数のポートを監視しています。
そして、あるポートにアクセスがあれば、スーパーサーバがそのポートに対応したデーモンを起動します。Fedora Coreでは、”xinetd”というプログラムが
スーパーサーバの役目を担っています。
クライアントからのアクセスがあった場合、スタンドアロンのデーモンが通信の処理をするプログラムを実行するのに対し”xinedt”はアクセスのあったポートに対応した本来のデーモンを起動させます。
「サービスへの接続要求」がそれほど多くないサービスの場合は、”xinetd”に代わりにポート監視をしてもらうことが多く、Fedora Coreに含まれるSWATやTELNETデーモン(in.telnetd)なども、そのタイプです。”xinetd”はTCP Wrapperのアクセス制御を受けるデーモンになりますので、”xinetd”経由で動作するデーモンすべてがTCP Wrapperの影響を受けることとなります。
★SWATのインストール
SWATをインストールする前に”xinetd”をパッケージをインストールします。
| [root@linux ~]# yum install xinetd [enter] |
次に”samba-swat”をインストールします。
| [root@linux ~]# yum install samba-swat [enter] |
★SWATの起動設定
SWATを利用するために、設定ファイルを編集します。
| [root@linux ~]# vi /etc/xined.d/swat [enter] |
以下のように編集して、保存してください。
| service swat { port = 901 socket_type = stream wait = no only_from = 192.168.0.12-----------アドレスの変更。 user = root server = /usr/sbin/swat log_on_failure += USERID disable = no----------------SWATを有効にします。 } |
”only_from”は、どのコンピュータからのアクセスを許可するのかを指示しています。
通常、”127.0.0.1”を設定するかWindowsコンピュタのIPアドレスを指示します。
LinuxのMozillaブラウザからアクセスを行なうためには”127.0.0.1”で構いません。
また、only_fromの行を削除すると、全ての端末からのアクセスが可能になります。
編集を終えた後に、”xinetd”を再起動する必要があります。
| [root@linux ~]# /etc/rc.d/init.d/xinetd restart [enter] |
★SWATの実行
@Windows上で「Internet Explorer」を、あるいはLinux上で「Mozilla」などのWebブラウザを起動して下さい。
アドレスに、「http://192.168.0.12:901/」とにゅうりょくして、「Enter」キーを押します。
(192.168.0.12は、Linuxに割り当てたIPアドレスを入力してください。”901”は901番ポートで接続するという意味です。)
Aネットワークパスワードの入力画面が表示されます。
「ユーザ名:root」と「パスワード:******」rootのパスワードを入力して、【OK】ボタンを押してください。
BSWATの画面が表示されます。(お見せできないのが残念ですが、いずれGUI表示を導入します。)
ここにはセクションに対応したアイコンとその他の設定用のアイコンが表示されています。
C【GLOBALS】アイコンをクリックすると、GLOBALセクションの設定画面に移ることができます。(詳細画面への切り替えボタンがあります。)
左側に設定項目、右側にパラメーターを入力する欄があります。”smb.conf”ファイルの説明を、そのままこの画面上に当てはめることができます。
D【SHARES】アイコンをクリックすると、共有フォルダの設定画面になります。
(この欄に作成したい共有名を入力し、左の「ファイル共有の作成」ボタンをクリックして下さい。)
E共有フォルダの設定画面になります。
【詳細表示】ボタンを押すと、詳細な共有フォルダの設定が行なえます。
F【STATUS】アイコンをクリックすると、Sambaを起動、停止、再起動するボタンが現れます。
(重要)Sanbaは主に”smbd”と”nmbd”の」2つのデーモンによってサービスの提供が行なわれていますので、設定を変更した場合は、”smbd”と"nmbd”の両方を再起動するべきです。
GSWATによる設定が終了したら、”chkconfig”コマンドでSWATサービスが起動しないようにしておきましょう。
| [root@linux ~]# chkconfig swat off [enter] |
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